台風一過の灼熱地獄。
台風一過の灼熱地獄。
天気予報ではAMの最高気温33℃。
という事で、早めのランスタート!!
走り始めは薄雲がかかり、尚且つ台風が残した横風が絶妙に気持ちいい!!
とは言え風向きはアゲインスト。
スピードなんて意識せず、ゆっくりのんびり10㎞を目標に走る事にした。
台風が来る前の灼熱ランニングというと…
ガーミン245から1キロ走った通知と共に、
足が止まっていた。
が、
走り始めて約30分。
風が心地よく、日差しも遮られ、久々に30分ノンストップでランニング!!
調子にのって、ふだん折り返す地点から更に500メートルほど走った。
が、
これが後々に災いとなる。
スタートから約30分で天候は大きく変わってしまった。
折り返し地点を過ぎてから、雲の合間から強い日差しが容赦なく差し込んでくる。
そして、
往路でアゲインストだった風は、復路ではフォローとなるはずが、
いつのまにか無風状態に…。。。
往路と復路で、ここまで状況が異なると、もはやパニック状態。。
台風が残した湿気の中、強い日差し。
もちろん日陰があるようなコースではない。
さっきまでの神風も無い…
たった5キロが果てしなく感じられる。
でも、前半5キロの良いペースをイメージして、
出来る限り走る。
が、7㎞を過ぎたあたりから、もはやメンタルはズタボロに。
こんな暑い中、何やってんだろう。
と、
心の声が聞こえてくる。
メンタルが弱く、自分に甘いぼくは、
こういう心境になったら、もう走れない。。
チビチビと500メートル走っては、トボトボと50メートルほど歩きの繰り返しとなる。
途中、60代くらいの先輩ランナーに颯爽と追い抜かれる。
あ、いつもオレが追い抜いてる側なのに…
その時、ガーミンは7分/㎞を指している。
。。。
10キロなんて今まで何度もノンストップで走ったのに、
残り3キロが走れなくなる。
こんな事で本当にフルマラソンなんて走りきれるのだろうか…
色々と悪い事を考えながらも、なんとかゴール。
結果、7分/㎞は切れたが、なんとも不甲斐ない気持ちで終えてしまった。
ランニングはすぐに達成感を味わえる。
だが反対に、
すぐに挫折や混乱も襲ってくるのだ。
結果的にゴールは出来たが、フルマラソンに向けた課題は弱いメンタルの克服だと認識できただけでも価値があった!と、ポジティブに自分と向き合うとします。